今回は元トラック運転手の方インタビューに成功しました。
ちまたでは「トラック運転手はやめとけ」と言われたりしていますが、実際のところは一体、どうなのかを聞いてみました！

【今回インタビューしたのはこちらの方↓】

鷲崎：はい、よろしくお願いします。なんでも聞いてください！

トラック運転手はやめとけ！な理由5選

トラック運転手はかなり悲惨な職業なようです。

トラック運転手はやめとけ！な理由①：給料がそもそも安い上に時間外労働規制

鷲崎：はい、そもそもトラック運転手の年収は全産業の平均より2割ほど低いです。
トラック業界が人手不足なのは事実なのですが、トラック運送会社は小規模な事業者が多いため荷主に対して価格交渉力がありません。
そのため、人件費や高騰するガソリン代などを価格転嫁できないため人手不足にもかかわらずトラック運転手の給料は全く上がっていません。

それに加え、2024年4月からの時間外労働規制で残業代が減っています。トラックドライバーは基本給の安さを残業代でカバーしていた部分があったのですが、月給が数万円単位で減っているため転職していくトラック運転手が増えています。

個人的にはこの時間外労働規制は現場を知らない役人が勝手に作った悪法だと思っています。

【トラック運転手の給与明細を公開！】

鷲崎：こちらが私のトラック運転手時代の給与明細です↓↓

鷲崎：少し分かりづらいので説明すると、基本給が147300円で残業代を含めた総支給額が208258円です。そこから税金や保険料が引かれて手取りが159532円となっています。

鷲崎：はい、安すぎです。
しかし、これがトラック運転手の給料の現状です。これがトラック運転手はやめとけと言われる理由です。

 

トラック運転手はやめとけ！な理由②：ブラック（きつい＆過酷＆イメージ悪い）

鷲崎：そうですね。運転も長時間ですが何といってもキツイのが荷下ろしです。
現場によっては重い荷物を一つ一つ手積みで荷下ろし（バラ積み）しなくてはならないため肉体的にかなり過酷です。ブラックすぎです。
またトラック運転手は大変な仕事なのに世間体がかなり悪いです。
中卒の元ヤンで借金も抱えてるんでしょ？みたいなイメージを持たれがちです（笑）
女性からすると「底辺」という印象もあるため基本モテません。

 

トラック運転手はやめとけ！な理由③：休み少ない

鷲崎：はい、時間外労働規制以前よりはマシにはなりましたが休みは少ないです。
それにカレンダー通りに休日が取れない上に勤務時間も早朝・深夜が多いため家族との時間も取りづらいです。子どもの運動会も行けませんでした。

 

トラック運転手はやめとけ！な理由④：歳取ってできない

鷲崎：全く続けられる仕事ではありません！
先ほどいったように手積みでの荷下ろしや搬入が多いため、腰を痛めたら終わりです。
50代以降になって続けられない仕事だと思っている若いトラック運転手も多いです。職場の50代・60代のトラック運転手を見てるととんでもなくキツそうです。事実、転職していく人が多いです。

 

 

トラック運転手はやめとけ！な理由⑤：将来性がない

鷲崎：ハッキリ言ってトラック運転手に将来性はありません！
TVなどではトラック運転手は経済の血液だー、なんて言われますがその待遇や仕事も過酷さは酷いです。そのうえお角違いな時間外労働規制が始まったせいで残業代も減っています。
トラック運転手の将来性は悲惨なくらい「ない」としか言いようがありません。

 

なぜトラック運転手からタクシー運転手に転職？よかった？

鷲崎：単純にタクシー運転手の方が給料が良いのと休日がしっかり取れそうだと思い、地方から上京して転職しました。
結論から言ってタクシー運転手に転職して完全に正解でした。
二種免許も会社負担で取得できましたし、入社祝い金30万も支給されただけでなく、家賃2万で住める社員寮まで用意してもらいました。
まだ転職して2年目ですが、年収でいうとトラック運転手時代の2.5倍以上になりました。年収1000万超えも夢ではないです。休日も多いです。なんでもっと早く上京してタクシー運転手に転職しなかったのかと後悔しています。（トラック運転手、本当に辞めて良かった）

また、タクシー運転手は60代・70代になっても続けられる仕事でので老後も安心です。年金が減額されない範囲で働いているタクシー運転手も多いですね。

ということで、私は「全トラック運転手はタクシー運転手への転職を考えるべき」だと思っています！

 

【結論】トラック運転手はやめとけ！

参考までに大手のタクシー会社4社の待遇を比較した記事もご覧ください。
かなりの高待遇です！